12月11日 フードクリエイト科 3年生 校外研修

福井県永平寺と精進料理を堪能

今回のフードクリエイト科3年生の校外研修は福井県にある禅寺で有名な永平寺に行きました。

ガイドさんにお寺の中をゆっくり丁寧に案内していただき、大変勉強になりました。

永平寺では、まず修行をするにあたって、食あっての修行という考えのもと修行されていることや、

パーソナルスペースは畳一畳しかない、スマートフォンは修行に入るときに没収されるなど、

今の生活をしている私たちにはとてもまねできない内容でびっくりしました。

 

大きなすりこぎを三回さすると料理が上達するときいて、

みんなで触ってきました。少しでも上達するといいな。

お寺の中はどこも静かで厳かな雰囲気があり、すごく落ち着く感じがしてとてもよかったです。

お寺の後は精進料理をいただきました。お肉や玉子を使わず、

お野菜やお野菜由来の調味料のみでしたが、

とても味わい深く、お野菜だけとは思えない、満足感がありました。

事前学習で勉強したので、ある程度想像していましたが、

思っていたよりも、実際行くと、とても素晴らしい経験ができたと

感じました。この経験を活かして頑張りたいと思いました。

12月9日(火) 2年生 中国料理

2年生 鮭炒飯と鶏ガラスープの作り方

久しぶりの炒飯でした。何回も作ってきたから、心の中では余裕だと思いながら、材料の準備をした。

ところが、今回は炒飯に使うのは初めての食材があり、少し手間取ってしまい、

思ったよりも時間がかかってしまった。

炒める作業も思った通りにできず、2か月前の方が上手に、段取り良くできていた。

どうしてなのか、、、。まだ、身についていないのに練習を怠っていたせいなのか、

料理は本当に奥が深く難しい。

これからも、もっと上手にできるように頑張っていきたいとおもった。

初めての鶏ガラスープをとりました。鶏ガラを見るのも初めてで楽しかったです。

後日、とったスープを使っておいしい料理を作るのが楽しみです。

12月8日 1年生 オムライス調理実習

久しぶりの調理実習で、教室はワクワクした雰囲気。 

まずは調理実習のルールや身だしなみ、持ち物を確認。忘れ物なしでスタート! 

 

先生のデモンストレーションが始まり、テキストを見ながら説明を聞く。 

卵の割り方や殻の処理、調理器具の名前など、ポイントがたくさん。 

テキストがびっしり。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよオムレツづくり。 

フライパンを熱して、卵を入れるタイミングを見極める。 

左手と右手の動かし方、火から外すタイミング…。 

「おー!卵がラグビーボール型に!」と思ったら、えっ、ひっくり返って…。 

オムレツ完成!ケチャップライスにのせてカット、 

中からトロトロの卵があふれてきた!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見ていると簡単そう、作る前に手順や食材の確認をしたけど 

実際にやると頭が真っ白になって、 

「あれ、ちょっと違うな…」という感じ。 

 

試食と片付けのあと、振り返り。 

先生から「何がどう美味しかった?」と質問。 

一番多かった答えは「卵のトロトロ感」。(私の卵は…ちょっと違ったけど) 

 

先生から「どうしたらトロトロになるのか」の説明。 

温度や時間、調理器具の動かし方など、知識を知ることが大事だと教わった。 

 

更に「美味しさを表現すること、美味しさを創ることが大切」 

うーん、わかったような、まだよく分からないような…。 

 

でも、これからたくさん料理を作って、食べて、考えていこうと思う。 

調理実習は楽しいだけじゃなく、覚えることがいっぱいあると実感!!

12月4日 機内食について

12月4日 機内食について 

修学旅行で、初めて機内食を体験しました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1万メートルの上空で、こんな食事が食べられるなんてすごい! 

でも、「どうやって作られているんだろう?」と疑問と興味がわいてきたので、 

機内食のスペシャリスト・笹井先生に聞いてみました。 

 

Q:機内食はどこで、いつ、どんなふうに作られているのですか? 

A: 関西空港の島内にある機内食調製会社で作られているんや。 

みんなも授業で習ったHACCPという衛生管理の考え方に基づいて、クックチルという方法を使って調理してるんやで。 

――先生、さらっと言うけど、めっちゃ専門的! 

 

Q:普通の食事とどこが違うのですか? 

A: 高度1万メートルの機内では気圧が地上より低くなるから、味覚や嗅覚が鈍くなる。 

だから味付けや香りを少し強めにしてるんや。 

さらに、機内は揺れることもあるからソースは濃度を強めにしてる。これも味の感じ方に影響するんやで。 

――なるほど、ただの「ご飯」じゃなくて、科学と工夫の結晶なんやな。先生いつもの「料理は、科学」! 

 

Q:機内食ならではの特徴はありますか? 

A: いっぱいあるよ。まず、衛生面の基準がめちゃくちゃ厳しい。国際基準や航空会社ごとの基準をクリアしないといけないんや。 

さらに、一つの会社で複数の航空会社の機内食を作っているから、種類がとても多い。 

ヨーロッパ便では昼食・夕食に加えて軽食も用意するから、食数はかなり多くなる。 

加えて、宗教食・アレルギー対応食・ベジタリアン食など、特別な食事にも対応しないとあかん。 

――「先生、どんだけやることあるんですか!」って思わずツッコミたくなるくらい大変そう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生は質問に答えてくださるだけでなく、思い出話も交えて延々と話してくれました。 

いろんな話を聞いて、いつも先生が言っている「美味しさとは、料理の味だけではなく、どこで、どのようにして食べるのかを考えることが重要」という言葉が、少しわかった気がしました。 

そして改めて、調理師の活躍の場って本当に幅広い!!と感じました。 

今日は「笹井ラボ・スピンアウト」バージョン。ユーモアも交えつつ、とても興味深い時間でした。

12月3日 2年生 ネオハンバーグ@近江 完成間近!

近江牛を使った新しいハンバーグの開発が、いよいよゴールに近づいてきました。 

 

これまでの試作を活かし、味・香り・食感・見た目を一つひとつ磨き上げてきました。 

試作のあとには必ずミーティング。先生が意見をまとめてくださり、みんなで改良・改善。 

その積み重ねが、今回ようやく形になり、完成の光が見えてきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フードクリエイト科ならではの挑戦。知識をフルに使って料理を「創造」する時間は、ほんとうに楽しくてワクワクしました。 

 

仲間と意見を交わしながら、一つの料理を作り上げていく過程は、まさに“茶連珠”――みんなの思いが連なって輝く瞬間でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、有識者を招いて完成披露を行う予定。さらに、県内で「近江牛を使った食育研究」に取り組む高校や大学との意見交換会も開かれるそうです。 

 

新しい視点や発想に出会えると思うと、胸が高鳴ります。 

創る楽しさ、つながる喜び――ネオハンバーグは、私たちの未来をひらく一歩になりそうです。