理事長 松本 隆
本校は、昭和23年、戦後の女子教育に端を発する歴史ある学校です。発足以来、『社会に貢献しうる人材の育成』を建学の精神に掲げてきました。平成18年に男女共学での総合学科を始めるにあたり、時代のニーズに即した系列を用意し、生徒一人ひとりに対応した幅広い選択科目を準備してきました。総合学科に対する中学生の関心は高まり、順調に入学生を獲得する中で募集定員を徐々に増やし、系列の見直しも重ねてきました。また、昨年度、フードクリエイト科からは、初めて国家資格である調理師免許と同時に製菓衛生士免許も取得して卒業する生徒もでました。
そして、今年度入学生からは、総合学科に新たにスポーツエキスパート系列を加え6系列210名、そして、フードクリエイト科(調理師養成課程)35名、合計245名の募集をスタートさせました。スポーツエキスパート系列は、硬式野球とサッカー・ハンドボール・バドミントンに特化したものであり、米原市に約3600㎡の敷地に野球場とサッカーグラウンドを整備し、各部が高い目標設定で挑みたいと考えています。
学校長 菅井 孝明
「みなさんは、なぜ高校に進学しようと思ったのですか?」是非ともこのことを自分事として考えてほしいと思います。なんとなく進学するわけはないと思います。そんなとき、「自分探し」が確実にできる本校をお薦めします。総合学科では、1年間かけてじっくり自分のやりたいこと(系列)をみつけて、幅広い選択科目から確かな学びが構築できます。また、フードクリエイト科では、在籍中の3年間で国家資格である調理師の免許を取得することができます。昨年度も35名全員が取得して様々な分野で活躍しています。まさしく、3年間で自分探しをして、建学の精神である社会に貢献しうる人材の育成に努めているのが彦根総合高校です。
そして、次年度においても、 総合学科に新たに加わったスポーツエキスパート系列を含めて6系列210名、そして、フードクリエイト科 (調理師養成課程) 35名、合計245名の募集とします。スポーツエキスパート系列は、硬式野球とサッカー、ハンドボール、バドミントンに特化したものであり、より高い目標設定で挑みたいと考えています。
施設に関しては、県内一を誇る製菓実習棟(製菓実習室・バンケットホール「さくら」)をはじめ、冷暖房完備の体育館(グリーンアリーナ)、さらにコンピュータ室など最新の設備を整えています。さらに、一昨年完成したセミナーホールに加えて、彦根総合高校生徒寮も新たに一棟(計二棟)完成しました。7月には、新規グラウンドとして硬式野球場とサッカー場が完成する予定です。教室は白を基調とした机・ロッカーを設置し、より質の高い授業を展開するために電子黒板を使って日々授業改善と工夫を心がけています。少しでも生徒の皆さんの学びを助け、わかる授業の実践に向けて取り組んでいるところです。
彦根総合は、「君の将来ここで見つかる」を合言葉として自分探しの高校生活3年間をより中身の濃い3年間になるように徹底して皆さんに寄り添い、お手伝いしたいと強く思っています。まさしく生徒の皆さんが「大人になるための学校」としての役割を私たちは果たしていきます。
是非ともこの彦根総合高校で自らの無限の可能性に挑戦し、一緒に将来を見つけましょう。