私たちフードクリエイト科26名と幼児教育系列10名で、「ひこねさくら保育園」の園児をランチに招待する企画を行いました。
フードクリエイト科はメニューを考え、幼児教育系列は園児の年齢に合わせたアレンジを提案しました。幼児教育系列の生徒は、園児のお出迎えや「食育」会場への案内、食事会への誘導、テーブル飾りの作成などを担当し、大活躍でした。


料理担当の私たちは、前日から食材の大きさや味のバランス、提供温度や盛り付け方法を工夫し、園児用と高校生用に分けて準備しました。これまでの授業で身につけてきた調理技術を活かし、さらに成長を実感できる機会となりました。


当日は、園児にも分かりやすいようにメニューの説明をしてスタート。おかわりを希望する園児も多く、大好評でした。食事の後、園児が引率の先生に「おにいちゃん、おねえちゃん、カッコ良かったなー」と嬉しそうに話していた姿が印象的で、私たちにとって大きな励みとなりました。
今回の企画では、人のために料理を作る難しさと喜んでもらえることの大切さを学びました。また、他系列の仲間と協力することで、協働による人間力の向上を感じることができました。さらに、園児や先生方に心を込めて接する中で、ホスピタリティーマインドを育むことができたと思います。
卒業まであと少しですが、このような経験を通して成長した自分たちを誇らしく思います。そして、みんなで同じ食卓を囲む「共食」が、美味しさをさらに高めることを実感しました。
