大坂成蹊短期大学 調理・製菓学科
フードコーディネートコースの「メニュー開発演習」に
お招きいただき、特別授業を行ってまいりました。

今回のテーマは、
「美味しさの構造を探究し、物語としてのメニューを創造する」
というもの。
「美味しさとは何か」「どこで感じるのか」「何から感じるのか」と
いった問いを軸に、味覚の構造や感性、文化的背景について講義を行いました。

普段、私が担当している彦根総合高校フードクリエイト科の授業とは
また異なる反応があり、学生たちの視点や感性から
新たな発見を得ることができました。
受講した短大生からは、
「新たな視点でメニュー開発ができそう」
「“美味しい”って何か、うっすら分かってきた気がする」
といった感想も寄せられ、学びの手応えを感じました。

「美味しさとは何か?」という問いは、私にとって長年のライフワークです。
今後もこの探究を深めながら、より分かりやすく、
心に残る授業づくりを目指してまいります。
今回の授業は、私自身にとっても非常に貴重な経験となりました。
ご縁に心より感謝申し上げます。