昨日、1年生の私たちに笹井先生が「明日は“理想のお好み焼き”を探究するぞ!」と声をかけてくださり、今日はドキドキとワクワクを胸に調理実習場へ集合しました。
まず先生からの説明。「お好み焼きって“粉もん”って呼ばれるけれど、今日作るのはキャベツが主役。キャベツの美味しさを引き出し、5つの味+○○で“理想のお好み焼き”を創るんだ!」と聞いて、期待が一気に高まります。
先生の指示通りに、キャベツを粗みじん切りにして、卵は黄身と白身に分けます。ボウルにキャベツを入れて卵黄を加えて混ぜ、さらに「天かす」「紅ショウガ」、そして謎の粉末…!乾燥しいたけパウダー、さば節パウダー、塩昆布のみじん切り。最後にやっと薄力粉が登場。「えっ、これだけ?」と驚きました。先生から「グルテンが出ないように混ぜすぎ注意」とのアドバイス。そして卵白を泡立てて加えると…まるでスポンジケーキみたい!生地が完成した瞬間、「うちの家で食べるのと全然違う!」と感じました。




ホットプレートに広げて豚肉をのせ、じっくり蒸し焼き。焼き上がったお好み焼きを試食すると…ふわっとした生地、キャベツの甘みとシャキシャキ感、生地そのものが美味しくて、ソースなしでも十分満足!

でもさらにソースで味変。
- お好み焼きソース
- ポン酢醤油+オリーブオイル+ゆず
- 醤油+味醂+山椒
- ピザチーズ
- ヨネーズ+生クリーム+粒マスタード
ただかけるだけじゃなく、焦がしたり煮詰めたり絡めたり。先生から「メイラード反応」「エマルジョン」「旨味の相乗効果」などの説明もあり、科学と美味しさがつながる瞬間に感動しました。
まさに 笹井ラボ=探求の場所。
料理ってこんなに奥深くて楽しいんだ!と心から感じました。
