始業式が行われました

本日、始業式が予定通り行われました。久しぶりに校舎に生徒の声が響き渡りました。
年始の始業式につきましても、今年は感染症予防の観点から放送で行いました。

校長挨拶

みなさんおはようございます。改めて、あけましておめでとうございます。コロナ禍で迎える初めてのお正月、例年とは違って、ご家族で静かにすごされたかと思います。そして、今日、大きな事故もなく、元気に登校してくれたことをうれしく思います。2021年、辛丑の年の幕開けと共に、今日は3学期の始業式です。

辛丑の年は、転換期だといわれています。みなさんもご存じのように、年始からもコロナ感染者の数が増大し、首都圏では明日から2度目の緊急事態宣言が発令され、滋賀県でも警戒ステージが、ステージⅢに引き上げられ、昨日は、一日の感染者数が最高になりました。今年も、コロナとの戦いは続きます。この危機の中で、昨年も皆さんが頑張る姿を見てきました。いよいよ今年度もあと3ヶ月。3年生の授業でいうと、高校生活は数週間になります。そこで私たちは、どういう心構えでこの3ヶ月を挑むべきかを提案したいと思います。キーワードは『どうなるか、ではなく、どうするか』です。これから先も、不透明です。それでも、自分は自分の人生を経営するために『どうするか、どうふるまうか』を考えることが必要だと思います。常に考えて動く、考動を意識してほしいと思います。

それと共に、回復力をつけるときに必要とされるものは『楽観性』です。とんでもないことが起こっても、自分事として頑張っていれば何とかなります。しんどいことも、いつかは終わります。未来を信じて、締めくくりの3ヶ月ともに頑張りましょう。ますます寒い時期を迎えます。くれぐれも体調には注意を払い、元気に登校してくれることを願って、始業式のことばとします。