終業式が行われました

12月23日(水)に終業式が行われました。今年は、コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、放送による終業式となりました。

校長先生の挨拶を掲載いたします。

皆さん、おはようございます。今日は、2学期の終業式です。2学期の80日間、皆さんはどのように過ごされましたか。少し振り返ってみましょう。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校から始まりました。いろいろな行事が縮小、中止をされる中、やっとマスク着用や自粛生活にも慣れてくれました。そして迎えた2学期は、生徒会主導で文化祭に体育祭の要素を加えた形で実施し、皆さんの気持ちを元気にしてあげられないかと急遽、校外学習を実施しました。

第3波と呼ばれる感染拡大は、猛威を振るい、年末年始に向けても生活に制約が課せられます。まだしばらく感染拡大は続いたとしても、ワクチンの普及も近々に迫り、いずれは収束に至ります。その時に自分の将来を見据え、そこに希望を持てる自分がいるかが重要です。本校は、そんなときに、一つ先のステージに立っている彦根総合高校であるように、今から課題と向き合い、さらに強みを生かし、それを打ち出すことが求められていると考えます。

さて、ゴルフ界で話題の、『笑顔のシンデレラ』こと渋野日向子さんの名前を聞いたことがあると思います。どんなときも笑顔を絶やさず、見ているこちら側もニコニコしてしまうほど屈託のない素敵な笑顔の持ち主です。笑顔が与える効果は、実はものすごいのですよ。

『笑う門には、福来る』という言葉が昔からありますよね。人間は、口角を上げるだけで、沈んだ気持ちが明るくなり、されあにストレス解消や、免疫力向上の効果まであるそうです。皆さんが笑顔になるとそれを見た相手は、あなたを好印象に感じ、コミュニケーションに自信ができ、いろいろなことに挑戦できるチャンスの多い人生になるはずです。マスク生活のこんな時だからこそ、笑顔の自分にチャレンジしてみてください。人とのかかわりは、一生続きます。そこで大切なのは、笑顔と思いやりだと信じています。いずれ来る、一つ先のステージを自分のものとするための提案です。

最後に、皆さんが、家族とともに充実した冬休みを過ごし、心身ともにリフレッシュし、元気に、最高の笑顔で再開できることを期待して、終業式の式辞とします。