フードクリエイト科3年
授業が始まってすぐ、漢字の読み方テスト。 ホワイトボードには大きく「烏賊」の文字。 さて、読み方は……?
答えは「いか」。 でも、どうしてこんな漢字を書くのだろう?
飯先生によると、 「イカは水面に浮いて死んだふりをし、それを食べに来たカラスを逆に捕らえて食べたという中国の伝説が由来。 この伝説から、鳥を襲う賊という意味で『烏賊』という漢字が使われるようになった」 とのことだった。
こういう話を聞くたびに、食はあらゆる学びにつながっていると実感する。
調理実習では、見ていると簡単そうなのに、いざ自分でやってみると悪戦苦闘。 気づけば、まな板も包丁も手も真っ黒になっていて、思わず「うーん」と唸ってしまった。



桂むきは少しずつ上達してきたけれど、まだまだ道のりは長い。 それでも、包丁の角度や力の入れ方が少しずつ分かってきて、 「お、今のはちょっといい感じかも」と思える瞬間が増えてきた。
その後の作業では、切り方ひとつで食材の表情が変わることに驚いた。 厚みがそろうと見た目が整い、火の通り方も変わる。 先生が言っていた「料理は科学だぞ」という言葉が、ようやく実感として腹に落ちた。
失敗も多かったけれど、 自分の手で食材が形になっていく感覚は、やっぱり楽しい。 今日の経験は、きっと次の実習につながるはずだ。
とても良い経験になった。